「モラヴィラの真珠」テルチってどんなとこ?
2020年5月28日1:06 PM カテゴリー:エリア,チェコ,ヨーロッパ
チェコと言えば?
プラハやチェスキークルムロフが人気の観光地ですよね。
それ以外の都市を知らないという方、多いのではないでしょうか?
そんな方に知る人ぞ知る世界遺産の街「テルチ」をご紹介します。
テルチはプラハとウィーンの間ぐらい、チェコの南部モラヴィア地方にある小さな街です。
2時間あれば街を観光できるほどの小さな街ですので、日帰り観光がメジャーです。
テルチの旧市街が世界遺産に登録されています。
大型車の駐車場から坂を登って、旧市街の広場に入るとパッと世界が変わります。
建ち並ぶ色とりどりのパステルカラーの家々に魅了されて「絵本の中に入り込んでしまった!」と、ついついメルヘンな思考になってしまうことでしょう。
「モラヴィラの真珠」「世界一美しい広場」という異名を持つのも納得の景色が広がります。
広場の写真を撮るためだけでもテルチに行く価値はある!と行ったことのある人は口を揃えて言います。
この広場、実は16世紀に火災にあって建物がほとんど焼失してしまった悲しい過去があります。
建物を再建するにあたり、この地の領主が市民に建築様式と建物の高さを揃えるように指示しました。
市民は指示通りに建設する中で、領主から指示がなかった外観だけはそれぞれの個性を出すためにカラフルな装飾で彩りました。
その結果、現在の絵本に出てくるような広場に生まれ変わったのです。
今もなお、姿を変えずに16世紀の面影を残していることが評価されて、1992年に世界遺産に登録されました。
パステルカラーの家々の1階部分はアーケードになっていて、アーケード内にはお土産店やレストラン、カフェがたくさん並んでいます。
お土産はチェコ定番のシンジャーブレッドや木製のおもちゃももちろんありますが、テルチでしか買えないポストカードや家々をかたどったマグネットがオススメです。
レストランやカフェはオープンカフェスタイルのお店が多いので、広場を眺めながらコーヒーを飲む、なんて過ごし方ができます。
ちなみに、チェコはビールが水よりも安いビール大国として有名ですが、テルチのあるモラヴィア地方はワインが有名です。
モラヴィアワインはフルーティーで口当たりが良く、飲みやすくて更に安いです。
広場を眺めながらワインを飲む、なんて過ごし方も上品で良いですね。
筆者は時間の関係で行けませんでしたが、テルチは広場以外にもテルチ城や聖ヤコブ教会、ウリツキー池など有名な観光地があります。
テルチに行かれる際はぜひ立ち寄ってみて下さい。
テルチは欧州内では観光地として有名なので、テルチで見かける観光客は欧州の方が大半を占めています。
それに対して、テルチで見かけるアジアの方は数人程度です。
こんなに魅力的なテルチがあまり有名になっていない原因は、交通の便があまり良くないからかと思われます。
プラハやブルーノから専用車を貸しきって片道2~3時間をかけて移動するのがメジャーな移動方法でした。
そんな中、テルチにも行く中欧諸国を巡る乗合型の観光バスツアーが誕生しました!
中欧の珠玉のリングロード ウィーン・ショプロン・ジェール・ブダペスト・ブラチスラバ・テルチ・プラハ周遊8日間
※ランチタイムも含めてテルチの滞在時間が2時間30分あります!
車じゃないと行きづらい小さな街を、バスで効率よく巡ることができるシートインコーチというスタイルのツアーです。
シートインコーチについての詳細はこちらをご参照下さい。
今はまだ穴場!
世界中から観光客が集まる前に先取りして行ってみてはいかがでしょうか?
弊社にはテルチに行ったことがあるスタッフがいますので、生の声を聞きたい場合はお問い合わせ下さいませ。
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