ポルトガル旅行はリスボンから観光スタート!
2017年12月15日3:00 PM カテゴリー:エリア,ポルトガル,ヨーロッパ
ポルトガルはヨーロッパの一番西あり日本からはとても遠くの国に感じますが、実は日本とは深い関わりのある国なのです。
カステラやコロッケ、鉄砲伝来、キリスト教の宣教師「フランシスコ・ザビエル」などがまず思い浮かび、最近ではサッカーの「クリスチャーノ・ロナウド選手」などが有名です。
歴史に詳しい方であれば「天正遣欧少年使節」を思い浮かべるかもしれません。
ポルトガルとは!
ユーラシア大陸の最西端に位置するポルトガル。北東はスペインに国境を接し、南西は大西洋に面する、日本の約4分の1という国土ながら、気候や風土は地域によってさまざま。首都リスボンと第2の都市ポルトを中心に、魅力ある小さな町々が点在する。1543年、ポルトガル人が種子島に漂着し鉄砲を伝えて以来、日本とのつながりも深いポルトガル。ようこそ、忘れられない光景と思い出が詰まったサウダーデ(郷愁)の国へ。
地球の歩き方より
今回はそんな日本になじみの深い国ポルトガルの首都「リスボン」に関してご紹介させていただきます。
ポルトガルの基本データ、気候・治安など
入国時パスポート残存有効期限は3ヶ月以上必要(シェンゲン協定国)
気候は1年を通して温暖、旅のベストシーズンは6~9月までの夏(乾季)
昼間はTシャツでOKですが、朝晩は冷えることがあるので羽織るものがあると便利。
比較的治安のよいポルトガルですが、スリ、置き引き、ひったくりには注意が必要。
通貨はユーロ、両替は空港や銀行でできますが、できれば日本ですませていく方が良い。
クレジットカードの利用度もかなり高いので現金と併用が便利です。
インターネットは、ホテルでのWifiを利用するのが便利です。
電圧とプラグ、電圧は220V、プラグタイプはCタイプです。
ポルトガルの首都リスボンの観光とは!
ポルトガルの首都リスボンはヨーロッパの都市の中でも比較的治安が良くのんびりしています、
また、「7つの丘の街」と呼ばれる起伏で激しい坂の街です。
リスボンの市内観光は街歩きだけでも十分楽しめるほど美しい街並みです。
そんなリスボンの観光スポットを紹介させていただきます。
サン・ジョルジョ城跡
サン・ジョルジョ城はリスボン市内に位置し、現在城内は公園となっておりいます。
その城壁からはリスボンの美しい街並みが一大パノラマで展開されています。
アルファマ地区
リスボンで最も古い街並みで、歩き回るでも楽しい迷路のような路地や白壁の家々はイスラムの影響を受けており「リスボンの下町」と呼ばれています。
ジェロニモス修道院(ベレン地区)
リスボンの市内から西へ約6kmにある世界遺産ベレン地区。
そこにあるのがポルトガルの黄金期を象徴する「ジェロニモス修道院」。
エンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業をたたえ、また航海士の安全を祈願して、マヌエル1世が1502年に着工し約1世紀の時間をかけて完成した、まさに大航海時代の栄華を反映させてポルトガル海洋王国の記念碑(象徴)といえる修道院です。
修道院内で無料で観覧できる「サンタマリア教会」があり、教会に入って左側に置かれているのが「ヴァスコ・ダ・ガマ」の石棺。右側に置かれているのがポルトガル最大の詩人「ルイス・デ・カモンイス」の石棺がある。
教会の祭壇いは荘厳で王家の霊廊となっています。
教会内、南側の側面には「マリア様」の美しいステンドガラスがあります。
ジェロニモス修道院へ入場すると(有料)回廊が現れます。
回廊の1階はフランス人建築家ボイタック、2階はその死後に建設を引き継いだジョアン・デ・カスティーリョが手がけました。その完成度の高さからマヌエル様式の最高傑作といわれています。
修道院の中には食堂があります。
建設当時は修道士の共同室として利用されたいましたが、後に食堂と利用されるようになりました。
北側の壁(奥)には聖ジェロニモスを描いた絵が飾られています。
ベレンの塔(ベレン地区)
マヌエル1世の命により1515年に着工し、建築家フランシスコ・デ・アルーダの指揮のもと、1520年に完成した、河口を守る要塞です。
マヌエル様式の優雅なテラスをもつこの塔は「テージュ川の貴婦人」と表現されています。
発見のモニュメント(ベレン地区)
1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して造られた、帆船をモチーフとしたモニュメントです。
大海へ乗り出す先頭にはエンリケ王子、そのあとに天文学者、宣教師、船乗り、地理学者なそこの時代に活躍した人々が続いています。
有名な人物ですと、インド航路を開拓した「ヴァスコ・ダ・ガマ」、世界初の世界一周を達成した「マゼラン」、日本布教活動を行ったイエズス会宣教師「フランシスコ・ザビエル」などがいます。
発見のモニュメントの前広場には、大理石のモザイクで世界地図と各地の発見年号が記されており、日本が「発見された」には1541年となっており、これはポルトガル船が豊後国(現在の大分県)に漂着した年です。
ポルトガルの食事とワイン
アローシュ・デ・マリシェコ (Arroz de Marisco)
エビ、イカ、アサリなどの魚介類が入ったシーフードリゾット(雑炊)。
コリアンダーが味ののアクセントとなっています。
パシュテイシュ・デ・バカリャウ (Pasteis de Bacalhau)
干しダラのコロッケ(日本のコロッケの原型と言われることも…)
レストランでは前菜などで出てくることが多く、バルの惣菜コーナーでもよく売られている。
カルド・ヴェルデ (Caldo Verde)
ポテトスープをベースに、千切りのチリメンキャベツを煮込んだもの。
オリーブオイルを加えて食べると美味しい。
ポートワイン(Vinho do Porto)
ポルトガル各地で、個性豊かなワインがつくられています。
厳しい品質管理のもと良質のワインが生産させていますが、お値段はさほど高くありません。
お好きな味のワインを見つけてお土産にしてもいいですよ。
マッサァン・アサーダ (Maca Assada)
焼きりんごのデザート。生のりんご、オレンジ、メロンなどの果実もポピュラーです。
パステル・デ・ナタ(Pastel de Nata)
エッグタルトと呼ばれるポルトガルの伝統菓子。特にベレンのものが有名
リスボンのベレン地区にある有名店「パステイス・デ・ベレン(Pasteis de Belem)」は、ポルトガルで一番美味しいナタを食べたいならベレンに行くべし!といわれており必ず訪れたいお店です。
ポルトガルの首都リスボンの交通事情は
地下鉄やバスのほか、リスボンの名物の市電、坂の多い町ならではのケーブルカーが市民の重要な足となっています。
これらの交通機関は乗車時に現金で支払うと割高になるので、ヴィヴァ・ヴィアジェンを乗り放題券又はプリペイドカードを利用した方がお得です。
日本と関わりの深いポルトガル、リスボンは観光に食事、魅力たっぷりです。
是非次回はヨーロッパ最西端の国「ポルトガル」へ訪れてみられてはいかがでしょうか。
もちろん、ポルトガルにはリスボン以外にも素敵な観光スポット(都市)がたくさんあります。
それはまた次回でご紹介させていただきますのでお楽しみにしていてください。
最後までご覧頂ありがとうございます。
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