【日本の三大祭りはご存じですか?】 日本の祭りについて
2021年4月15日2:00 PM カテゴリー:アジア,日本
2021年も4月に入り新年度を迎えました。本来でしたら子供たちの入学式や新しく社会に出る新社会人の出社風景などを目にし、わくわくドキドキする時期ですが、ご存じの通り昨年からのコロナウィルスの影響で意気消沈の日々が続いています。今月末からGWに突入しますが、政府施策のGo Toトラベルも再開延期が続き、利用できる日を今か今かと待ち望んでいる方も多い事と思います。しばらくコロナの影響でどんよりとした日々が続くかもしれませんが、一日でも早くコロナウィルスが終息する事を願うばかりです。こんなご時世ですが、気分だけは明るくパァーと行きたいところです。そこで今回は『祭り』をテーマにしたいと思います。まずは日本三大祭りです。私は関西出身で個人的には京都の祇園祭、大阪の天神祭りはすぐに頭に浮かびました。あと一つは恥ずかしながら即答できませんでしたが東京の神田祭でした。
祇園祭(京都)
祇園祭は千年以上の歴史を持ち、毎年7月に約1ケ月をかけて行われる八坂神社の祭事です。京都の夏(7月)は祇園祭の雰囲気一色になりますが、その中でも一番の見どころは山鉾巡行と言われています。コンチキチンの祇園囃子が響き渡り前祭は四条烏丸から、後祭は烏丸御池から出発します。巡行する鉾は最大12トンにもなり、組み立て・巡行・解体には約180人が介しているようです。
天神祭(大阪)
天神祭の歴史は千年以上前の平安時代に遡ると言われています。祭事の期間は6月下旬から約1か月をかけて行われ、毎年おおよそ130万人が訪れます。天神祭の最大の見どころは大川に数多くの船が行きかう船渡御と夏の夜空に輝く奉納花火が広く知られています。大川に映る篝火や提灯灯り、2か所から打ち上げられる約3000発の花火が繰り広げる火と水の共演は神秘的な光景に引き込まれます。
神田祭(東京)
神田祭の歴史は祇園祭・天神祭に比べて比較的浅く、大祭りになったのは江戸時代以降と言われています。見どころは平安時代の衣装をまとった500人ほどの行列で粛々と行進する神幸祭と言われ、午前に神田明神を出発して秋葉原、丸の内、大手町を通って夕刻に神社に戻ってきます。期間は例年5月中旬に行われていますが、残念ながら今年(2021年)も昨年同様にコロナウィルスの影響で中止になったようです。
その他の三大祭り(東北三大祭り)
各地のお祭りには日本三大祭り以外にもたくさんの有名なお祭りが存在しています。東北の三大祭り(青森のねぶた祭り、秋田の竿燈まつり、仙台の七夕まつり)も誰もが知る有名な祭りですね。
<青森のねぶた祭>
毎年8月02日から8月07日に開催される夏祭りで、例年200万人の以上の観光客が訪れる人気の祭りです。中でも最終日に行われる大規模なねぶたの運航は圧巻です。
<秋田の竿燈まつり>
毎年8月03日から8月06日に開催される夏祭りです。竿燈全体を稲穂に、提灯を連ねて米俵に見立てており、豊作祭りとしても有名です。又、竿燈まつりは日本三大提灯祭りにも選出されています。
<仙台の七夕まつり>
毎年8月06日から8月08日に開催される夏祭りです。例年200万人以上の観光客が
訪れる人気の祭りです。一番町や中央通りのアーケードには大規模な飾り付けが施され、大小あわせると合計3000本にもなると言われています。
今回は三大祭りをテーマにご紹介しました。一日でも早くコロナウィルスが終焉を迎え、気兼ねなしにお祭りを楽しめる日が来ることを祈るばかりです。
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