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地中海の小さな島国マルタ共和国は大きな魅力がいっぱい☆彡 <その⑧>

地中海の島国「マルタ」について、引き続きその魅力を撮りためた数々の写真と合わせてご紹介させて頂きます!

今回は第8弾、そして最終回!マルタの離島「ゴゾ島」「コミノ島」の風景をご案内致します♪

マルタの観光について

マルタ島の面積は316km2で東京23区(622.99km2)や淡路島(592km²)の半分程度です。

そんな小さな国ですが、街によっていろいろな顔を覗かせてくれます。

そんな街々の様子をご覧ください。

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ゴゾ島(Gozo)

マルタ島の北西にあるゴゾ島は、面積が67km2(東西14km・南北7kmでマルタ島の1/5)、人口も3万人に満たない小さな島です。

マルタ島からは北西端のチェルケウアからフェリーで30分(5km)でアクセスすることが可能です。

ゴゾフェリー

このフェリーは早朝から深夜まで30分毎に運航しており、地元の人々の重要な足にもなっています。

フェリーはまずゴゾの玄関、イムジャール港に到着します。

イムジャール港

上はフェリーから撮った写真ですが、漁船などで賑わっているのがよくわかるかと思います。

港にはフェリーからの到着客を待つバスやタクシーなどが待ち構えています。

船を下りると、まずはゴゾの中心「ヴィクトリア」に向かいましょう。

ヴィクトリア(Victoria)/チタデル(Citadel)

ヴィクトリアはゴゾ島最大の街…と言っても人口は7,000人程度と言われています。

実際街に下りたってみても非常にこじんまりとした雰囲気ですが、中心ということもあるのか人は多かったような印象です。

ヴィクトリアのオープンマーケット

このヴィクトリアには、ゴゾ島のランドマーク「チタデル」があります。

16世紀中旬に地中海を荒らしていた海賊がゴゾ島を襲撃し、島の大半の住民を奴隷として連れ去られたという被害がありました。大城塞「チタデル」はそれに抵抗する場所として大きな役割を果たしました。

時には全ての島民がこのチタデル内に避難を余儀なくされるようなこともあったようで、それもあって造りは非常に強固なものとなっています。

チタデルのゲートをくぐるとすぐに大聖堂(カテドラル)が姿を現します。

カテドラル(大聖堂)

このカテドラル、当初は大きなドームを擁する屋根を計画されていましたが、資金不足のまま省略されてしまったとのこと。その代わりにトリックアートのようにドームであるかのように天井画が描かれています。

写真でみると、本当にドーム屋根のように見えます。(平面かといわれたら平面にも見えますが…(笑))

カテドラルの側面から…ドームが無いのがよくわかります。(今から作りそうな予感もしますが…(笑))

チタデルにも路地が張り巡らされており、イムディーナのそれにも似ていますが、チタデルの路地は傾斜があったり左右の建物が低かったりと、空が近く感じられるような気がします。

路地の様子を少しご紹介します。

チタデルは日本の城と同じように小高い丘に建っており、そこからの景色は360°のパノラマが広がります。

南側/聖ジョージ・バジリカ教会方面を望む

南西側

北西側/アールブ・アースリ方面を望む

北方面/テーブルマウンテンの先にリゾート地マルサルフォルンがある

チタデルより北東側 シャイラ方面を望む

チタデルより南東方向 シェウキーヤドーム(聖ヨハネ教区教会)方面を望む

南側には市街地が、北側には荒野が広がるような光景が見られます。

特徴的なのは、北側の山がスパッと横に切られたようなテーブルマウンテンが複数見られます。

これはマルタが島国で季節風・偏西風の影響をもろに受ける土地柄を反映しております。

こういう光景はマルタ独特なものともいえるかと思います。

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ジュガンティーヤ神殿遺跡(Ggantija Prehistorie Temples)

ヴィクトリアの北東にあるシャイラの街(村?)に紀元前3,600年頃のものと言われるジュガンティーヤ遺跡があります。

マルタの巨石神殿群として世界遺産にも登録されている遺跡です。

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ジュレンディ(Xlendi)

ヴィクトリアの南西側、ゴゾ島の南海岸の入江にある村ジュレンディはホテルやレストランが軒を連ねるリゾート地です。といっても規模的にはとてもこじんまりとしていますが、綺麗な景色を見ながら休憩するなんていうのも如何でしょうか。

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ドウェイラ湾(Dwejra Bay)/ファンガスロック・インランドシー・アズールウィンドウ

ゴゾ島の西の端にあるドウェイラ湾はマルタ屈指の景勝地です。

ファンガスロック

東尋坊もビックリの断崖絶壁の海岸線にひっこり現れる大きな岩がファンガスロック(Fungus Rock)。この岩に自生するコケ類の薬草は騎士達に重宝されたといい、そのコケの名前からファンガスロックと呼ばれるようになったようですが、このコケは後に訳そうとしての効果が薄いと証明されたとのこと。今となってはただの奇岩というところでしょうか。

上記の写真から後ろに振り向くとインランドシー(Inland Sea)と呼ばれる内海があります。

インランドシーは岩が波の浸食で自然にくりぬかれ出来たもので、外海とつながりながらも波が立たず、水温も高いダイバーのポイントといわれています。

インランドシー

ドウェイラ湾のハイライトは「アズールウィンドウ(Azure Window)」…でした。

アズールウィンドウ

2017年3月8日、このアズールウィンドウが強風と高波によって崩壊してしまいました。

何十年・何百年のときを重ねて形成された自然の織り成す景観が一瞬で消え去ってしまうのは何とも言えない気持ちになりますね。

崩壊後の姿は…

(ロイターより引用)

影も形もなくなってしまいました。

在りし日は観光客で賑わっていたアズールウインドウの姿をもう一枚載せておきます。

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コミノ島(Comino)

マルタ島とゴゾ島の間に浮かぶコミノ島。ゴゾフェリーからもその島の横を通り抜けます。

この島は面積が2.5km2、ホテルがあるだけで住人はホテル関係者だけ?と言われる小さな島です。

ここのウリはやはり「ブルーラグーン」です!

コミノ島へはゴゾフェリーと同じチェルケウア港からフェリーでアクセスすることが可能です。

コミノ島行きのボート

このボートでコミノ島へ。コミノ島ではそのままブルーラグーンで下船します。

はい!ここがブルーラグーンです(笑)。綺麗でしょ?すごい透明度です☆彡。

このブルーラグーンは撮るカメラや時間帯によって色の出方が変わるので、実際はどの色だったか忘れちゃいましたが、とりあえず何枚か載せておきます。

その魅力、伝わりましたかね?(^^;

ゴゾフェリーからもブルーラグーンがどこにあるかわかるほどはっきりしているんですよ。

中央にバスク○ンを混ぜたように色が変わっているところがブルーラグーン

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長きに渡りお届けしてまいりました「地中海の小さな島国マルタ共和国は大きな魅力がいっぱい☆彡」シリーズも今回で最終回です。

つたない文章・みにくい写真などもあり、その魅力をお伝えできたかはわかりませんが、如何でしたでしょうか?

これらの写真はいずれも2005年のときのもので、それから既に13~4年経ち、マルタも大きく様変わりしているところもあろうかと思います。その違いもこの記事をご覧頂きながら比較して頂くのも楽しいかも知れません。

以前に比べてグッと行き易く観光もしやすくなったマルタ…是非皆様もマルタを訪れて頂ければこれ幸いかと存じます。


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