イタリア,エリア,ヨーロッパ

行ってきました!『ひと味違ったイタリア旅行』その6<古城ホテル「Castello di Compiano」編>

イタリアのマイナー都市を巡る!『ひと味違ったイタリア旅行』。

今回はその第6弾、海沿いのポルトヴェネーレから一気に山間部のボルゴターロという村に向かいます。

このボルゴターロは、ポルチーニ茸の有名な産地と言われております。

日没前の村の様子。村…という感覚よりかはしっかりとした街で、それなりににぎわっている場所もあるようでした。

ポルチーニ茸の専門店。こちらでお土産を物色。店内はポルチーニの匂いに包まれています。

乾燥ポルチーニ茸は干し椎茸を水で戻すのと同じような要領で調理ができるとのこと、軽いし壊れないのでお土産にはもってこいです!

ひとしきりお土産を手にすると、この村での用事は終わり!そのまま車で15分ぐらいの場所にある古城ホテル「Castello di Compiano」に向かいます。

ターロ川沿いの渓谷を縫うように走る街道を進み、コンピアーノ村に入ったところで山手のほうに上がると斜面にへばりつくような集落が現れます。

そこで車を降り、ひとけのない裏寂しい集落を進むこと数分…

古城ホテル「Castello di Compiano」が姿を現します。

建物の手前まで行くと、その“要塞”感を感じることができます。

建物に入るとレセプションがあります。このホテルは12室しか客室がありませんので、レセプション自体はこじんまりとしていますが、荘厳な雰囲気を醸し出しています。

このホテルは建物の半分がミュージアムとなっており、往時の雰囲気がそのまま残されています。

この城の主の生活の様子も垣間見ることが出来ます。

調度品を収集する趣味があったのことで、西洋・東洋のものがところ狭しと並べられていますが、右上の写真左側の黒い箱状のものは…日本の仏壇です。趣味はお世辞にもいいとは…(笑)。

続いて、ホテルを見てまわります。部屋は基本的に最上階(数部屋だけ階下)にあり、すべて仕様が異なります。

(写真は一部翌朝撮ったものも含みます。)

正直言います…若干薄気味悪いところがあるホテルです(笑)。

ただ、このホテルが素晴らしいのは翌朝の風景でした。

晩秋ともあって、朝晩の寒暖差が大きいこの時期は毎朝霧に包まれるようで、この日もこんな光景を目にすることが出来ました。時間順の写真をご覧ください。

そして日が昇って、空の青さと相まると…

いやぁ、いいものを見せてもらいました!


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