先日、香川県に旅行に行ってきた筆者がオススメする香川で行ってほしい場所、食べてほしいものをご紹介致します。

スポット

金刀比羅宮

「こんぴらさん」という呼び名で全国区の知名度を誇る、香川県の琴平にある金刀比羅宮（ことひらぐう）。

江戸時代、庶民に対して旅行が禁じられていた代わりに、社寺への参拝は許されていました。

社寺への参拝が全国的に広まることによって「こんぴらさん」が有名になっていきました。

「こんぴら参り」がお伊勢参りと並び「一生に一度はお参りしたい場所」として庶民の憧れの旅行先（参拝先）となりました。

現在こんぴらさんの主祭神は、大物主神と崇徳天皇。大物主神は海上守護の神様と呼ばれることから、多くの船関係の方々がこの神社を訪れます。

金刀比羅宮の最大の特徴は、長い長―い石段です。

参道入口から御本宮までの石段の数は785段！

さらに奥社まで行けば1,368段という長さです。

「こんぴらさんに行く」と言うと、もれなく経験者から「マジでしんどいから覚悟した方がいい！」という忠告を頂きます。

石段の数を考えたら忠告したくなる気持ちがわかりますよね。

筆者が訪れた6月は熱い日差しもあってかなり体力を消耗しましたが、無事に御本宮のある785段まで登りきりました！

父母ヶ浜

「父母ヶ浜」は約1km のロングビーチの香川にある海水浴場です。潮が引いた干潮時の夕暮れ時は、南米ボリビアの世界的に有名な「ウユニ塩湖」のような写真が撮れると話題になった場所です。じゃらんの「夕日絶景ランキング」で1位に選ばれたこともある場所です。

よく雑誌などで目にする写真を撮るには条件があります。

• 干潮と日の入り時刻が重なる日

干潮時に砂浜に残る水たまりが鏡の役割をするため、干潮の時間がベスト。

• 風がなく水面が波立たない日

夕日を水たまりに反射させるため、水に動きがでない無風の日がベスト。

• 日没直前、または日没後のマジックアワーの時間帯

瀬戸内海の夕刻は風が静かになりやすいと言われているため、夕暮れ時がベスト。

事前に干潮等を調べて行ったのですが、まさかの強風で水たまりが波打ってます。

雑誌レベルの写真は撮れませんが、せっかく来たので思い出の写真を残すために水たまり前の列に並びました。

カメラマンはボランティアをされている有志のおじ様方です。

おじ様方がポジショニングからポーズから全て指示して下さるので「どう撮ろう？」と悩む必要は一切ありませんでした。

栗林公園

「栗林公園（りつりんこうえん）」は国が特別名勝に指定している庭園で、その規模は国内最大の広さを誇り、歴代藩主が百年余りの歳月をかけて完成させた大名庭園です。

江戸時代初期の大名庭園として優れた地割り石組みが観られる南庭、明治以降に近代的な公園として整備された北庭があります。

大きな池の周りに起伏に富んだ地形で山や谷を表現されており、池の周りを一歩歩くごとに風景が変わる「一歩一景」が栗林公園最大の魅力と言われています。

春はウメ・サクラ、夏はハナショウブ・ハス、秋はカエデ、そして冬はツバキと四季折々の花を楽しむことができ、「一歩一景」の美しさを一層醸し出します。

筆者が訪れた6月は池に花菖蒲がたくさん咲いていて美しかったです。

栗林公園は様々な賞を受賞しており、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』では最高評価の三つ星に選ばれたことなどがあります。

明治時代に発行された高等小学読本には「日本三名園」(水戸の偕楽園、金沢の兼六園、岡山の後楽園)よりも「木や石に風雅な趣がある」と記されているほどです。

グルメ

うどん

言わずと知れた香川の名物「うどん」。香川に行くならば必ず食べておきたいですよね。

人気店は朝早くからながーい行列ができているので、早めに行かなければなりません。

どのお店も麺のコシがすごくて、とてもおいしかったです。

1泊2日で3店舗しか行けなかったので、またリベンジしたいと思います。

おいり

参道には丸くてカラフルな「おいり」のソフトクリームのお店がちらほら。

「おいり」とはあられの一種で、香川県では結婚式の引き出物に必ず入っているおめでたいお菓子だそうです。

骨付鶏

1本まるごとオーブン釜などでふっくら焼き上げた香川名物の一つです。

ニンニクの効いた特製のスパイスで味付けされたものが主流です。

個人的には歯ごたえ抜群の親どりが好みで、噛めば噛むほど味が口の中にひろがります。

最後に骨付鶏のスパイスにおにぎりをつけて食べれば締めも完璧です。

10月11日から全国旅行支援が始まりますね。

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