行ってきました!『ひと味違ったイタリア旅行』その4<サンジミニャーノ・モンタイオーネ編>
2017年5月23日2:41 PM カテゴリー:イタリア,エリア,ヨーロッパ
イタリアのマイナー都市を巡る!『ひと味違ったイタリア旅行』。
今回はその第4弾、サンジミニャーノとモンタイオーネに向かいます。
SAN GIMIGNANO サンジミニャーノ
周りにはぶどうやオリーブの木が生い茂り、起伏の多いトスカーナ平原の真ん中に突如として現れる美しい塔の街。
街の貴族の家々が所有する封建領主が富と権力、虚栄のシンボルとして競うように建てられました。
12世紀に自由都市となったこの村もドイツ皇帝派のギベリーニ塔と教皇派のゲルフィの争いから逃れることができず、血なまぐさい戦いの場となりました。最盛期には70を超えた塔が今は14塔だけ残っています。
サンジョバンニ門をくぐってまっすぐ進むとチステルナ広場に着き、そこには13世紀の井戸があり、隣には参事会教会、宮殿、そして気品のある塔で囲まれたドゥオモ広場があります。
ポポロ宮殿は13~14世紀の建物で高い塔がそびえ、その頂きに立つと、焦げたパン色の塔や屋根を見はらす眺望が広がります。
この街に来たら辛口のDOCG白ワイン「ヴェルナッチャディサンジミニャーノ」を是非お試しあれ。
天気が崩れだし、到着した頃には完全に雨、日没前には到着したものの低く雲がたちこめ、冷たい風が吹き、あまりに観光に向かない状況…そんな中でのレポートですので、どちらかというとネガティブなコメントとなっているかと思いますが、そういった状況であったとご理解頂けると幸いです(笑)。
到着すると、まず城門である「サンジョバンニ門」をくぐります。
門をくぐると、メインストリート「サンジョバンニ通り」です。
この通りの両側には土産屋がたくさんあり、この名物のCinghiale(チンギアーレ/いのししのサラミ)やワイン・オリーブオリルなんかも安くお求め頂けます。ショッピングだけでも結構時間を費やしてしまいます。
200m強の通りの突き当たりに「ベッチのアーチ」があり、
これくぐるとこの街の中心である「チルテルナ広場」です。
これで街の半分~3分の1と言ったところですが、雨だし暗いし寒いし…時間もなかったので視察はこれで切り上げとなりましたが、晴れた日の昼間で更に気候がよければ観光にグルメにもってこいの街です。
最後にジェラートを頂き、この街を後にモンタイオーネに向かいます。
MONTAIONE モンタイオーネ
本当の意味でのイタリアンライフ的な旅が楽しめるまさにトスカーナの休日にふさわしい土地。
上質のイタリアワインもこの辺りで多く生まれ、ほっと落ち着く長閑な風景が広がります。
VILLA LA TABACCAIAでは泊まりながらスパやゴルフも楽しめる隠れ家ヴィラ。
日が暮れたタイミングでサンジミニャーノを出発し、田舎のエリアに向かいます。
街灯もなくどの方角を向いているかわからない…坂を上ったり下ったりしながら45分、突如建物が出現したかと思うとそこがモンタイオーネの宿泊先「LA TABACCAIA」でした。
「モンタイオーネ」という地名を言われてもピンと来る人はまずいないかと思います。
場所はフィレンツェの南西30km、サンジミニャーノの北西15km(いずれも直線距離)の山の中にあります。
特にこの街に観光資源があるわけではなく、このホテルのある「Toscana Resort Castelfalfi」がゴルフ場もある複合リゾートとして存在している場所というイメージです。
リゾートの全体マップです。これを見るとゴルフ場の敷地が大きいですね。
宿泊した「LA TABACCAIA」の正面です。いい雰囲気でしょ?(日の出直後に撮影)
真新しいホテルは中も広々していて、快適でした。
レストランも別棟に併設されており、こちらでもこのエリアの郷土料理をおいしくいただきました。
このリゾートは、話に聞く限りですが、廃村をそのまま買い取り、リゾート施設として再生したとのことで、村としての風情が残っているのも面白いところ…教会なども残っています。
また、ここから広がるトスカーナの大地の眺望がとても素晴らしいです。
次回はいよいよ海沿いに向かいます!
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