イタリア,エリア,ヨーロッパ

行ってきました!『ひと味違ったイタリア旅行』その7<パルマのチーズとハム編>

イタリアのマイナー都市を巡る!『ひと味違ったイタリア旅行』。

今回は第7弾、旅の終わりにチーズ工場と生ハム博物館を訪れました。

山あいの古城ホテルから車で10分もかからない場所にそのチーズ工場があります。

ここで作られるチーズが日本でも有名な「パルメザンチーズ」です。粉チーズなどで有名ですよね。

外観を撮るのを忘れちゃったのですが、工場はこんなところにあります。

では工場に入っていきましょう。

まず、入ると最初の工程である牛乳を攪拌する釜がずらっと並んでいます。

工場内はものすごい湿気です。写真も少し曇っております。

ものすごい大きな真鍮製の釜は床下より熱せられ、その中の牛乳は機械でゆっくり攪拌されます。

温度や時間、頃合いを見計らって乳酸菌や酵母を混ぜて牛乳を凝固させていきます。

凝固が進むと、ここからは人の手によって攪拌されていきます。

わかりにくいですが、この写真からかたまりが出来ているのがわかります。

その後少し寝かせるようにかたまりを沈殿させると

このようなかたまりになります。その後麻のような布で掬い上げられます。

その後型にはめられ、数週間・数ヶ月にわたる熟成の工程に入っていきます。

そして最後に温湿度管理された部屋で最終熟成行うわけですが、その光景が圧巻です。

まさにチーズのジャングルでした(笑)。

工場の外には直売店もあり、お土産をご購入頂くことも可能です。

尚、これらのチーズは結構重いです。買いすぎ注意です(笑)。

ちなみにパルメザンチーズをそのまま食べる場合は、ナイフできれいに切るのではなく、ちぎるように切るほうが風味が出ておいしいらしいですよ。(右上の写真のように切るのがいいようです。)

チーズ工場を後にし、次はパルマ近郊にある生ハム博物館に向かいます。

いきなりですが…これが生ハム博物館の外観と館内です。

規模は非常に小さいですが、歴史などを学ぶことが出来ます。

この博物館にレストランが併設されており、こちらで昼食を頂きました。

店内もさながら、生ハムのブルスケッタの後に出てきたのが…生ハム(-_-;。さすが生ハム博物館でした。

昼食後は最後の宿泊地であるパルマに向かいます。

PARMA パルマ
エミリアロマーニャ州の芸術都市。
エミリア街道とマントヴァ・ラスペッツィア街道の交差地点に位置する街。
有名なアウトゥーロ。トスカニーニの故郷でもある。またパルメザンチーズ(パルミジャーノレッジャーノ)や生ハム(プロシュットディパルマ)はあまりにも有名。
中世11~13世紀にはロンバルディア都市同盟の一員として自由都市になり、1513年教皇領となった。
1545年にファルネーゼのパオロ三世はパルマとピアチェンツァを教皇領から切り離して公国とし、その息子に与えた。ファルネーゼ朝は1731年まで続き、多くの庇護者、収集家、建設者、学問、芸術の保護者を生んだ。その後、スペイン王フェリペ5世とエイザベートの息子であるフィリップ・ド・ブルボンとルイ15世の娘ルイーズ・エリザベートの結婚によって風俗、行政、芸術においてフランス様式優勢な時代を迎え、フランス人がパルマで活躍した。

 

 パルマに到着したのは午後3時過ぎ、11月のイタリアは日が短く、この時間で既に日暮れに向かっている様子でしたが、とりあえず日没までの間、街をぶらぶらしてみました。

パルマの街にはこれと言う目立った観光地はございませんが、中世の頃からの雰囲気は十分感じることの出来る街でした。

長きに渡ってお送り致しました『ひと味違ったイタリア旅行』もこれで完結です。いかがでしたか?

今回紹介できたのはイタリアのほんの一部です。イタリアには魅力のある場所がいっぱいありますので、もし旅の計画などございましたら、ぜひともご相談くださいね!


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